創業者 柴田萌よりご挨拶

誰もが自分らしく生きてゆける社会をめざして
高齢化社会のなかで、介護や介助を必要とする人と、その方のためのサービスは急激に増えています。たとえば介護および支援を必要としている方の数は日本全国で約500万人。2001年時点と比べると約2倍になっています。また、認知症の方のためのグループホームは約1万ヵ所。これは2001年時点と比べると約10倍です。
介護や介助の必要な方が、地域あるいは施設で自分らしく生活できるよう、ご家族や現場の職員様は力を尽くしています。しかし、必ずしもすべての人が自分の思ったとおりの介護、介助を行えているわけではありません。「もっとお一人お一人に寄り添いたい」「心のケアもしたい」真摯な気持ちを持ちつつ、自分たちだけでは解決しにくいこともあるかと思います。
この状況を鑑み、私たちはご家族や現場の職員様のお力になれればと思っています。そのための方法の一つが、音楽療法です。私たちはご家族や現場職員様のご協力の下、ご本人の生活の歴史、お人柄、ご病気を知っていきます。その上で、共に歌い、楽器にふれ、体を動かします。心地よい楽しさを味わった結果として、その方本来の自然な笑顔や発言が出てきます。
いつもいつまでも、人間として自分らしく人生を全うしたい。私はそう思って日々生きています。たとえ病気になっても、障害ができても、常に自分の素朴な感性に添って生きる。それが生活の幸福につながると考えています。
一つ一つの幸せを積み重ね、私たちは誰もが自分らしく生きてゆける社会をつくっていきます。
2010年6月 株式会社リリムジカ 創業者 柴田 萌

