介護と音楽について、立場を超えてフラットに話し合う「介護と音楽について考える会」、今回は東京都武蔵野市にある有料老人ホーム「シルバーシティ武蔵野」で行いました。シルバーシティ武蔵野様からも、職員様が4名ご参加くださりました。
今回のテーマは「介護の現場における音楽の活用方法」。
音楽療法や音楽レク、イベントのときだけでなく日常の中での音楽についても話題が広がりました。印象的だったのは、ある施設で、良かれと思って季節ごとに有線で違う音楽をかけたらかえって不穏になる方が出たという事例。音楽プログラムのときに季節ごとに違う曲を歌っても必ずしも不穏になることはないのに、BGMで不穏になったのはなぜだろう、という話になりました。
また、普段は反応があまりない方に対して普段とは違うアプローチをすることで新しい反応が出ることがあるという話も印象的でした。とはいえ、あるときうまくいった方法が別のときにうまくいくとは限らないという話も出ました。
対話のあとは、今日の気づきと明日からの実践を紙に書いてまとめました。
参加されたシルバーシティ武蔵野の職員様からは「今回集まった人たちでいろいろな意見を交わせて、次のステップを決められたのはとても良かった」というご感想をいただきました。
お集まりくださった皆様、ありがとうございました!
(2013年05月28日)
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